ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン3000】 中華そば みたか (東京・三鷹) ワンタンメン 大盛 〜いつもオレのそばにいる一杯!


<区切りの一杯・・・いつもの一杯>


 記念すべき区切りの一杯は、何にしようかとこの一ヶ月程度考え続けていたのだが・・・、結局自分らしい一杯となるとここかな。ラーメンライフ記念の一杯は「中華そば みたか」とさせていただきました。特にこの店と出会った頃を思い出して、今回は「ワンタンメン」。そして記念で「大盛」とさせてもらいましょう。出会った頃は、「江ぐち」として閉店してから後継者が引き継いで、「みたか」として営業が軌道に乗った頃かな・・・。恰幅のよろしく、とても接客も良い若店主が、見ていてとても気持ちよかったのを今でも鮮明に覚えています。そして今、新しく後進に続くスタフも体制が整って、「江ぐち」スピリッツを継承していると思える気持ちよさは変わらず。若い人が、いきなり本格的な感じでデビューする店もいいが、やっぱり若い人が古きに賛同してくれて、そのスタイルを守ってくれている姿を見ると、どうしても肩入れしたくなる。日本の未来は捨てたもんじゃない。






 だいたいこの店の常連たるもの、酔客でなければならない(笑)。豚を皿でもらって瓶ビールからスタートするのが、常連の定番スタイル。小瓶で軽く済ますと言う客は滅多に見たことがなく、大抵の場合は、中瓶を2本程度空けてからおもむろに、ラーメンを注文する。それがかっこいい。中には、タケノコをアテにする場合もあるね(メンマをここではタケノコと呼ぶ)。大抵、コアな客にはチャーシューメンが人気あるみたい。一見さんや飲まない常連さんなどはワンタンメンが多いかな。ちなみに私は、最近汁系が腹膨れるばかりなので、汁なし系で油そばを選ぶ昨今。メニューにないのを注文するのが多い・・・、関西で言う「いちびり」な男なんです(苦笑)。







 さてそのワンタンメンなんですが、子供の頃、「エースコックのワンタンメン」で育った世代なら、こう言うワンタン嬉しいはず。まさに皮が本命のワンタン。餡は気持ち程度に入った感じでそれが良い。ワンタンメンでなく、「ワンタン」としての一杯が成立するタイプで、点心みたいなのじゃないやつ。スープがあまり染み込んでおらず、スープに濡れた感じの薄味状態を、チュルリン!と啜り食うのが至福です。今回は、やけにワンタンが多めに入っている様に見えるのは気のせいか・・・・・。

















 また今回は、珍しいタイミングに出くわしたので参考になりました。若いスタフさんが、ベーススープが足らなくなり、後ろのサブストックから継ぎ足すと言う光景です。すると、味わいで分かってはいたのだけど、葉野菜がこれほどまでに多かったのかと見入ってしまった(汗)。どうしても、いつものあの、調理過程で白い粉をペッペッペッって丼の中に撒き入れるのが気になるのですが、ベースはキャベツを中心とした葉野菜がたっぷりとエキスを染み出させていました。







 醤油ダレも魔法。これを少し垂らすと何でも酒のアテになりそうだ。そしてこの醤油ダレには、ナイスなコンビがいて、それは「ねぎ」。ここの「ねぎ」は侮れず。刻みねぎには違いないが、普通に刻んだタイプと、極細に刻んんだタイプと二種備わり、それぞれ分け入れていると言う気の配りようです。そのねぎに、じっとりとした醤油の塩気と動物系のコクが混じり合い・・・それが豚肉なんかととても合う。そしてそれは、とても大切そうにいつもシルバーのこじんまりした寸胴にキープされてます。おそらく寸胴の中で、醤油部分と香味油部分が常態では分離している様に思えます。調理前に並べられるオーダー毎の空どんぶり。それには、まず醤油ダレが投入されますが、必ず一度では決まりません。まず「醤油の濃ゆい」部分のがタラーっと垂らされ、そのあとは、上澄みで浮いた香味油を柄杓の裏底でならしつつ・・・あるタイミングでヒョイっと香味油メインなエキスを掬い取る。それを丼に先に垂らした醤油ダレの様子次第で、配分して味を整えていくと言う感じですな・・・・。







 そして、最後に「麺」。きっとどこかにあるかもだが、この麺と似た様な麺はお目にかからない。これまで散々にこの店のは「蕎麦ライクな麺」と語ってきた。しかし、蕎麦ライクな麺なら探せば、この広い東京なら見つけられる。ところが、みたかの麺は、ちょっと違っていて、蕎麦に感じるラーメンなのですな。単に「蕎麦粉を配合させる」とか「麩を打ち込む」とかでもなく、「小麦粉なのに蕎麦粉に思わせる」様な不可思議さがある様に思えてならない・・・。そこが、他に探せどないのですかな・・・、結構面白いと思うのだけど。この麺でなかったら、実は通っていないと思うかもよ・・・。











 総じまして、「恋人と言うより、もはや伴侶と思える我が定番ラーメン」と言うことで、なんだかいつも以上に自分よがりなまとめ方でごめんちゃい。

 伝えたいのは結局、いつもそばに幸せがある様な気がすること。これはそれに気づかせてくれた一杯ですな。私はラヲタだからラーメンのために遠征活動もするし、まただれもが恋焦がれる一杯のために並んだりもする。時には見栄のために食ったりもするし、さらに仕事の様に追求して食うことが、個人的には悩みのタネで楽に生きられない、そして楽に食えない。

 調子がいいときは、ハンティング気分でラーメン店を物色してた(笑)。また、二郎を求めるときは、登山家気分で、ただそこにあるから食うのだと言い聞かせていたー。山男には惚れるなと言う歌があるが、ラヲタに惚れる女はいない。・・・と思っていたら、ラーメンデートなる風潮も昨今見られて、オレは生まれるのが早すぎたの泣いたりもしましたー。

 で、ここで区切りなので全体を振り返ってみて・・・やっぱりこいつと心中かな・・・と思えたのがこの店、一杯だと言う感じです。そこそこ好きだし、とっても好きだし、第一に「いつもオレのそばにいる」から。こう言う一杯をこれからも大切に生きてゆきたいと思うのであります。今回は、文構成を一切考えず書き連ねたので、乱文、文脈接続の乱れ等あったら、ご容赦願いたいー。一気に吐露してスッキリしたー。そんなところで、いつもの締めで詠わないとモヤモヤしそうなので、やっぱり詠っときますー!。


   しみじみと
   年月重ね
   食い続け



   みたか美味しの
   我が金字塔



 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!




「感謝」で思考は現実になる

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ありがとうの神様

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なぜ、感謝するとうまくいくのか

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